アルバイト 引きこもり的メモ

こんばんは。ニットです。

今日はバイトで得た経験や感想を書いていきたいと思います。

思ったことをただ箇条書きで書いていくだけなので読みにくいかもしれませんが、僕と似たような引きこもりに人が何かしら参考になったら幸いです。

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前知識

・スーパーの品出しのバイト(応募段階では何の仕事かわからなかった)

・2ヶ月の短期バイト:週4 5時間

・バイト先は自宅から徒歩+電車で片道1時間

 

・人手不足は深刻

 バイト先はけっこう大きなスーパーにもかかわらず、新人が僕一人だった。募集にあった通りの時間を指定したにもかかわらずだ。僕以外に応募はなかったんだろうか?それとも曜日が合わなかっただけ?と思ったのだが、バイトで配られたシフト表を見た限り、バイトに応募したのは僕一人だったみたいだ。なんせ短期バイトが僕一人だけだったからね。日本の人手不足がよく話題になるが、それは職歴なしの引きこもりにとっては追い風なのかもしれない。僕のような人間でも雇ってもらえるんだから。

 バイト期間中も、曜日によっては人手がまったく足りず、夜間店長が困ってた。人手不足に常に悩まされていたという印象だ。ある時は、人が足りないのでシフトとは別に出られる人いない?と聞いてくるくらいには人手不足だった。

 また、バイトを募集しても応募が来ないと嘆いていたので、スーパーのバイトは人手不足が深刻そうだ。これは逆に言えば、就労経験のない引きこもりには経験を積む絶好のチャンスだろう。おそらくだが、バイト面接の採用率は高そうに感じる。実際に僕は、面接の受け答えは壊滅的だったにもかかわらず受かったくらいだ。

 

・覚えることは単純だが多い

 主な仕事内容は初日にすべて説明された。

 いや初日に一気に説明されても非常に困る(´;ω;`)覚えきれんて(ろくに勉強経験のない引きこもりの記憶力は皆無だ)。まあこれはバイトを通して少しずつ覚えていったが、仕事の大まかな説明が初日にしかなかったのがかなり不安だった。とはいえわからないことは聞けば適宜教えてもらえたので何とかなった。

 あとはやっぱり、仕事を通して少しずつ覚えていった。バイト終了まじかには、一人でもお客さんにある程度対応できるようになっていたのはちょっとうれしかった。

 

・働く条件はきちんと決めておかないと後悔する

 2ヶ月週3以上という求人だったから、「それなら週4働けます!といえば印象が良くなり採用されやすいのでは?」という安直な理由で、週4働けますといって応募した。これは失敗だった

 引きこもりにいきなり週4労働はきつすぎた。最初のほうは急な労働のせいか、家に帰ってから頭痛に襲われることが多かったし体も筋肉痛になったし精神的にもきつきつだった。

 僕のようにガチの引きこもりなら最初のバイトは週2,3日がおすすめだ。もう一度言う。僕と似たような引きこもりなら、最初は週2か3のバイトがおすすめだ!最初から週4は、体力もそうだが精神的にもかなりきつい。最初の3週間くらいは、バイトを途中でやめる理由を本気で!毎日考えていた( ;∀;)

 体力不足のせいか、バイトのない日は10時間以上寝てしまっているor起きても何もする気が起きないということが生じる。いや本当に。バイト期間中は「週3にするんだった」と本気で、何度も後悔した。バイト期間終盤にはちょっと離れて来たけど、体(主に足)疲労は最後まで続いた。

 

体力を使う→

 当たり前だが、就業時間(5時間)ずっと立ちっぱなしなので体力をかなり消耗してしまう。長年引きこもっていた僕にはかなりきつかった。特に長時間立ちっぱなしは足への負担が大きいのかバイトの休みの日なんかは足が痛すぎて歩くだけでも一苦労だった。

 ただ、この足の痛みの主な原因は、バイト開始と同時に買った「そこの薄い靴」が原因だったらしく、靴を変えたら足の痛みはだいぶ緩和された・・・それでも多少筋肉痛にはなるが。

 また、重いものを運んだり段ボールを手で空けたりしたので、指の関節が痛くなった。この指の痛みは今でも続いている。

 働く前に、体力づくりをきちんとしとくべきだったと思った。

 

・痩せた→

 めっちゃ痩せました。バイト前の体重は80kgだったのに、7月10日現在、体重は73kgだ。

 ・・・減りすぎじゃないか?2ヶ月バイトをしただけでこんなに痩せるものなのか!?

 まあ実際、今まで碌に動くことすらしなかった人間が肉体労働をしたのだからこのくらいはやせるのだろう。今まで使ってなかったところの脂肪が落ちたりしたのだろうか?なんにしてもうれしいことだ。まだ肥満体で、健康体には程遠いがこれはうれしい結果だ。バイトをしていて、肥満のデメリットを痛感しているのでこの調子で体重を落としていきたい。少なくとも引きこもる前くらいには...

 

・頭痛に注意→

 引きこもり故に体力がない。そのせいか、帰宅してからはかなりの確率で頭痛に悩まされた。最初のうちはバイトのたびに頭痛が発生したので、バイトと頭痛に因果関係はあると思う。個人的には体力不足、または引きこもり故の社会(人間)に対する過度の緊張のせいか?と思っている。

 ただ3週間ぐらいしたら頭痛にもならなくなったので慣れかな?

 

・品出しの仕事でも接客は多少はある→

 品出し(棚に商品を補充すること)係だから接客はないだろうと思っていたのだが、その考えは甘かった。お客さんに商品の場所を聞かれたりなどで接客する機会はけっこうあった。頻繁にあるというものではないが、それでもバイトのたびに必ず3回以上はお客さんに話しかけられた。幸い、こういったのは職場の人に聞けばいいので対応は簡単だが、品出し=接客なし という考えは改めないといけない。

 

・体へのダメージ

 手の指、足の裏が痛くなった。段ボールを開ける作業ゆえに指を酷使するので指が非常に痛くなる。最初の1か月はけっこう深刻だった。指が壊れるんじゃないか?と本気で思った。バイトを続けるうちに多少は慣れたけど、バイト期間中は結局最後まで指の痛みはなくなることはなかった。

 足の裏の痛みが一番深刻だった。長時間、休むことなく動き続けるのが原因だろう。歩くのが苦痛になるレベルで痛くなってしまい日常生活が困難になるレベルだった。また僕は健康診断で「肥満」となっているため、この肥満体も原因だと思う。引きこもり脱出には体力づくりのほか、体(筋力)づくりもかなり大切だと実感した。期間中は足が壊れてバイトが途中で終了するのでは?と思った。足るの裏の痛みは歩くのが苦痛になるレベルで痛くなったよ。本格的にダイエットしないといけないな(T_T)・・・のちに、この足の痛みは靴が原因だということが分かった。しかしそれとは別に、足の筋肉が苦痛を上げたのでやはり体作りは必須だろう。

 

・場所は大事→

 バイト先までは家から1時間かかるのだが、これはちょっと遠すぎた。短期バイトで探したときに条件がよさそうなのがそこしかなかった+意図せず応募してしまった結果なのだが、行きも帰りも1時間ずつかかるのはちょっと面倒くさいと感じた。電車の数も多くなく、1本電車を逃すと遅刻が確定。逆に一本早めに乗るとバイト時間まで20分以上も時間が余ってしまうというね。仕事先はできれば30分以内で行けるところがいいかもしれない。

 

・人の名前が覚えられない→

 10年以上も人と交流がなかったせいか、人の名前を全く覚えられなかった。普段から人と接しないと、人の名前を覚えるという能力がなくなるんかね?子供のころはそんなことはなかったと思うんだけど...

 結局覚えたのは、僕をよく助けてくれた夜間店長や副店長たちといった、社員さん?くらいだ。あとマスクをしているせいか、人の顔も覚えるのに時間が掛かった..マスクのせいだと思いたい(僕の記憶力でなく!!!)

 

・親切な人が多かった→

 社員さんらしき人達はみんな物腰が柔らかく親切な人が多かった。威圧的な態度の人はおらず、みんな仕事熱心だったと思う。思う、というのは、基本的に一人で作業することが多かったためにほかの人の様子を見る機会があんまりなかったからだ。ただそれでもたまに見てみるとみんな常に仕事をしていた。...まあ僕もだけど('ω')。スーパーのバイトは忙しいね。少なくとも僕が仕事をしている時間帯では、さぼっている人を見たことは一度たりともなかった。

 

・雑談などはない→

 僕は品出しの仕事だったが、仕事中...というかバイト中は私語はほぼなかった。黙々と仕事をしていたよ。ほかの人も雑談をしている人はほとんどいなかったので引きこもりのコミュ障には大変ありがたかった。

 けっこう広いスーパーなので仕事はけっこう細かく分けられていたのかな?僕の仕事は品出し、しかもペットボトル飲料水を扱う仕事だった。

 品出しは基本的には一人でやったので職場の人と話す機会は全くなかった。あったとしても事務的なのを一言話すだけ。なのでコミュ障でもできる仕事だろう。ただしコミュ力は上がらない気がする。少なくとも僕はコミュ力は上がらなかった(と思う)。あ、でも挨拶をする習慣はついたかな?

 

・仕事は慣れると単調作業(品出し、リサイクル)→

 最初のうちは商品の位置が分からず、品出しに苦労したけど、何回もやって商品の位置を覚えてくると楽になった。楽になったといっても大変なことには変わりないけどね(T_T)。あとペットボトルの品出しは体力と力を使う。しかし引きこもり虚弱体質の僕でもできるくらいなので常人なら苦労はしないのかな?

 話は変わるが、品出しをしていると身長が欲しいと思った。僕の身長は163?4cmくらいなのだが、あと数センチ身長が高ければ少し仕事が楽になったと思う。というのも棚の上の商品を置いたり取ったりするのに僕の身長だと脚立?を使う必要が出てきてしまうのだ。脚立はバイトで使う道具についているので問題ないのだが、脚立に乗るという手間が、あと2,3cmほど身長があれば省けたと思うとちょっと悔しい。

 

・風呂に入るようになった→

 引きこもっていた時は気が向いたら風呂に入っていた。なので4,5日風呂に入らないこともよくあった。しかしバイトを始めてからは人の目を気にして、バイトの前日には必ず風呂に入るようにした。また、別の理由として、におい対策のためにも風呂に入るようにしていた。仕事中はゴムの手袋をするのだが、バイトが終わると汗のせいかものすごく手が臭くなるんだよね。なのでもしかしたら自分の体からも汗のせいで気づかないうちに匂うんじゃないかという懸念から風呂に入ることを強く意識していた。

 やっぱり他人の目があるとこういうのを意識して清潔に保とうとするね。これも引きこもっているときには気にしたことなかったなぁ。

 

・NOといえる勇気を持て!→

 職員さんに「明日休日出勤できる?」と聞かれて、無理だと思いながらもいい顔をしたくて「大丈夫です」といった結果、ものすごく後悔する羽目になった。普段は2連勤が最大なのに、休日出勤をしたせいで5連勤になったからだ。結果、精神的、肉体的にものすごく疲弊してしまった。

 その経験から、次にまた休日出勤を頼まれたら絶対に断るぞ!と決心したのだが、失敗(´;ω;`)。一度は断ったのだが、再度頼まれたら断れずに引き受けてしまい、また後悔する羽目になった(´;ω;`)...NOといえる勇気さえあればこんなことにはならなかったと思うと、きちんと断るというのは大事だということを実感する。

 

 以上が僕がバイトをして感じたこと、知ったことだ。かなり大雑把に書いたが、書きたいことは大体書いたつもりだ。

 

 個人的には、人の名前や仕事内容を覚えるのが大事だというのが一番重要だと思った。特に人の名前を覚えるのは最重要だ。困ったときに何か聞こうにも、その人の名前を憶えていなくて話しかけづらいという経験を何度もした。

 人の名前を全然覚えられないのが本当につらい。職員さんは僕の名前も最初から憶えていたし、いったいどうやって名前を覚えられるんだろう?バイト初日に一回、みんなの前で自己紹介をする機会があったのだが、その一回で僕の名前を覚えたんだろうか?人の名前を覚えるコツがあるならぜひ知りたいところだ。

 バイトはいろいろと辛いことも多かったが、終盤は働くのがちょっと楽しくなっていた。自分一人で仕事をこなせるようになってくると、自信をもって仕事をできて充実感があった。

 いいことも悪いこともあったが、いろんな経験ができたしこの経験を今後生かしていきたいところだ。

 

 それではまた!