ハローワークに行ってきた② ハロワ編?

 前の記事からの続きで、初めてハロワに行ってきた話です。

 

 いろんな人の視線を感じながらようやくハロワに着きました。ハロワに行くにはバスに乗る必要があったので乗ったんですが、今のバスってSuicaが使えるんですね。いや、昔から使えたかもしれないけど、昔からあんまりバスに乗ることがなかったので知りませんでした。バスっておつりがないように金額を支払わないといけないじゃないですか。それで小学生のころに戸惑ってしまって後ろの人に迷惑をかけたことがあるんです。それ以来バスには極力乗らないようになったんです。Suicaが使えるなら今後は気楽に使えるかもしれません...話がめちゃくちゃ脱線してますね( ´∀` )

 

 話を戻して、なんとかハロワには着いたんですがそこから実際に建物に入るまでに時間が掛かりました。というのも、いざ着いてみると、職員さんに何を話せばいいのか、引きこもりの相手をきちんとしてくれるのか、そもそもなんて自分のことを説明すればいいのかが思いつかず、人気のない公園?のベンチでひたすら脳内で会話のシミュレートをしてしまいました。結局、ハロワのある建物に入ったのは到着してから15分後でした。

 

 ハローワークに入ってみた感想ですが、けっこう人が多かったです。空間も広くてパソコンもたくさん置いてあったりと想像していたのとは全く違いました。想像ではもっと狭い空間で、求人票を見ながら職員さんとツーマンセルでやり取りをしているイメージでした。

 

 実際に受付に行ってみると、いろいろと書いてある用紙を渡されました。そして記載を終えると、「番号を呼ばれたら職員の人とお話しをしましょう」と言われました。番号が呼ばれ、職員さんが来るのを待っている間、隣に座っているひとと対応している職員さんの会話が聞こえてきました。年配の男の職員さんがため口でやる気なさそうに話していたのを聞いて、この時点でハロワに来たことをかなり後悔しました。もし同じようなことを言われたらどうしよう...と。

 

 そして待つこと2分ほどして職員さんが来ました。女性の職員で歳は...自分より少し年上くらいだっただろうか?(そもそも人の顔で年齢なんて全くわからん!)

 まずは自分の状況を説明。就職したいこと、職歴がないこと、そして今まで家に引きこもっていたことなどを説明。ここでは公園で脳内シミュレートが大いに役に立ちました。公園でうろうろしていた時間は無駄じゃなかった!

 

 そして職員さんにハロワのシステムなどを少し説明された後、移動して場所を変えるといわれました。なんでも今の僕には必要になるだろうとのこと。

 いったい何だろう?と思いました。僕はてっきり、ハロワは初回は求人の見方とか就活のやり方、面接の練習などについて説明されるのだろうと思っていたのですが、なんだか雰囲気が全く違ったからです。そして案の定、移動した理由は思っていたものとは全く違うものでした。

 

 場所を移動し、その先で紹介されたのは「精神・発達障害者雇用トータルサポーター」のご案内。

 ・・・まさかのカウンセリングの紹介でした。僕と話した職員さんが、話していて「こいつ、やばい奴だな」とでも感じたのか、臨床心理士精神保健福祉士 のカウンセリングの予約を紹介されました...というかその場で予約することとなりました。

 たしかに職員さんと話していて、うまく言葉が出てこなかったり、言葉がどもったり、そもそも声が小さすぎて掠れていることが何回もあったからね..仕方ないかもしれない。

 

 就職活動についていろいろと教えてもらうために行ったのに、結果は障碍者向けのカウンセリングを受けるという結果に...どうしてこうなった?

 

 いや、まあ正直ね?職歴なし33歳の、しかもずっと家から出なかった人間なんて言うのは明らかに何かがおかしい存在なんでしょう。社会に出るとか何とかいう前に、まずは自分がおかしいというのを認め、それを矯正していかなければならないのかもしれない...とはいえけっこうショックを受けたぜ...

 

 そして就活のやり方。具体的には履歴書の書き方や求人の見方などは全く説明はされず、後日、サポーターさんのカウンセリングを受けることになりました。

 

 しかしポジティブに考えてみると、これは今の自分には必要不可欠なのかもしれません。なんせ10年以上も人とコミュニケーションをとってない人間がいきなり社会に出て働くなんて言うことはどう考えて不可能でしょう。

 僕も薄々...というより明確にに、社会に出ての人とのコミュニケーションの取り方に対して不安を持っていました。人とのコミュニケーションの取り方なんて全くわかりませんし。なので結果的にはハロワでカウンセリングを受けることになったのは僕にとってかなりいい結果なのかもしれない。

 

 それが本当にいい結果になるのかどうかは実際にカウンセリングを受け、就活を成功させてから改めて考えてみたいと思います。

 

 それではまた。