コミュ力って何だろう?
こんばんは。ニットです。
今日はコミュ力について話していきます。
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少し前だが、サポステのプログラムでやたら話をする人がいた。
前の面接プログラムの時にもあった人だが、初対面の人にも問題なく話かけることができる人だ。受講者はもちろん、講師の人にも普通に話しかけて雑談してるのですごいと思う。
僕も面接プログラムの時に話しかけられたが、まるで知己であるかのように話してきて驚いた。
そんな人と昨日のプログラムでグループになって発表会をしたのだが、その人の自己PRが、自分はコミュ力がある という内容だった。
なるほど。
この誰にでも話しかけておしゃべりができるのは確かにすごいコミュ力だと思った、が。それは果たして、コミュ力が高いといえるのだろうかという疑問が湧いた。
というのも、話しかけられておいてなんだが、話しているときに僕が感じたのは、ほかの人よりも話しづらいという印象だったからだ。
まあこれは人と全く話さない引きこもりニートの意見なので特殊な人の事例に分類されるだろうけど、僕は何となくこの人との会話に、話しにくさをかんじてしまった。
それはなぜだろうかと考えてみる。
だって普通に考えればものすごいコミュ力の高い人なのは間違いない。
初対面の、挙動不審の僕にも平気で話しかけるし、僕以外の人にも初対面ぽかったのに普通に話しかけて長時間おしゃべりをしていたのだ。
プログラムでも積極的に発言し、講師に質問したりもする。
これでコミュ強じゃないわけがないのに、だ。
そこで思ったのが、この人との会話内容だ。
プログラムで最後に各々感想(駄目だし)する時間があったのだが、その時間の9割以上をこのコミュ強の人が使った。
使いすぎてプログラム終了の時間までほとんどこの人が話していた。
ほかの人が話をしなかったというのもあるが、時間いっぱい絶え間なくしゃべっていたのだ。
内容はグループ全員への助言と自分の経験を語るものだった。
思い返してみれば、僕を話しているときも会話の9割以上はこの人がしゃべり続けていた。
僕がコミュ障ゆえに相槌しか打てなかったのもあるが、プログラム前の雑談にもかかわらず、話の内容が自分の経験や得た情報を相手へのアドバイスとして、話し続けるものだった。
これは僕以外の初対面っぽい人との会話も内容は似たようなものだった。
会話に間がないためこちらが口をはさむすきが殆どないのだ。
これはコミュ力があるといっていいのだろうか?
確かにいろんな人にいきなり話しかけられるコミュ力はすごいが、僕が見る限りは僕以外の人にも自分の話を一方的に話しているだけのように聞こえた。
僕がこの人との話に苦手意識を持ったのはこの怒涛の会話が苦手なのかもしれない。
コミュ力皆無な人間の感想なのであてにはならないだろうが、サポステの面談ではこういった会話のしづらさは感じたことはないので、話のスタイルの違いだろうかと思ってしまう。
しかしこういう、自分の話ばかりしてしまうというのは僕にも経験がないわけではない。
中学校の頃とかはゲームやカードの話で一方的に喋ってしまった記憶がある。
こういうのに気を付けて自分なりの会話、コミュ力を磨いていきたいところだ。
それではまた!